おそわって、たすけあって、まじりあって。

\おそわって、たすけあって、まじりあって/

◆ 絶景を背に、1~6年までみんなで鬼ごっこ!


「ないものはない」の海士町。レジャー施設はもちろん小学生が楽しめる大きな公園などはありません。でもそのかわり、海があります。山もあります。というわけで、小学生の遠足の行き先はここ☟

◎明屋(あきや)海岸

http://oki-ama.org/information/242.html

山間の道路をのぼりくだり、美しい海岸へ。

学年ごとじゃありません。1~6年生、全員で行きます。低学年は上級生に手を握ってもらい、5キロ強の道のりをてくてく頑張って歩きます。最後の15分は「先生まだ~?」「あとなんぷん~?」と言いながらぶじ到着。

遠足と言えばお弁当(^^♪ ……かと思えば、いえいえ「ないものはない」笑。お昼ご飯も自分たちで作ります。ご飯を炊いて、みそ汁をつくって。野菜の切り方を6年生に教えてもらう3年生。夏のキャンプで鍛えた火おこし技術を披露する5年生。お米の水の量がわからない子がいても、先生は教えません「(夏の本気キャンプを経験した)5年生の○くんに聞いてみたら?」と上級生を頼らせます。お皿洗い係、みそ汁混ぜ係、鍋を運ぶ係。全員に役割がありましたが、ふと耳にしたある女の子のひと言に、すごいなぁと思いました。

「○ちゃんと、私はお皿洗い係だね!

最初はすることないから(ほかの人を)手伝えばいいよね~」

普通に。当たり前のように。ちょっとしたことかもしれないけれど協力して助け合おう、ってことがサラッと言える彼女はすてきだなぁ、と。

絶景を眺めながら、年齢の大きい・小さい関係なくみんなで鬼ごっこや草すべりを楽しんで持ってきたお菓子を分け合う子どもたち。おそわって、たすけあって、まじりあって。こんな遠足を経験できる子どもたちがうらやましくもあり、ここで子育てするのって、やっぱりいいなあ……と改めて感じた秋の一日でした。

(小学校コーディネーター・浅井)





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